2年ぶりに保護された誘拐事件で

埼玉県朝霞市の少女(16)が昨年3月、2年ぶりに保護された誘拐事件で、未成年者誘拐と監禁致傷、窃盗の罪に問われた寺内樺風(かぶ)被告(24)の論告求刑公判が25日、さいたま地裁で開かれた。松原里美裁判長から「最後に何か言っておきたいことは」と尋ねられた寺内被告は「おなかが空きました」と答えた。これまでの公判で奇妙な言動を繰り返してきた寺内被告だが、最後までその態度を変えることはなかった。
http://msdf.jpn.org/userinfo.php?uid=2038 http://www.passerelle.or.jp/userinfo.php?uid=1858同日行われた公判に、寺内被告は黒いスーツ、白いYシャツ姿で出廷。法廷では首を回したり、薄ら笑いのような表情を浮かべたりと落ち着きがなさそうな様子だった。検察官が論告をしている最中には、突然笑顔を浮かべ、すぐに無表情に戻る場面も見られた。
検察側は懲役15年を求刑。公判の最後に松原裁判長から8月29日の判決公判に出廷するよう求められると、寺内被告は「頑張ります」と返事をした。寺内被告はこれまでの公判でも反省している様子がうかがえないような発言を繰り返してきた。罪の重さの認識を問われると「車や美術品を盗むより断然軽い罪と思っていた」。被告人質問では「勉強の機会を与えたが、させられなかったのが残念」「結局、何が悪かったんですかね」などとも答えていた。

http://profile.ameba.jp/weteaaer http://whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=142